2013年8月29日木曜日

韓国の国会議員が内乱陰謀の疑いで家宅捜索

韓国情報機関、国家情報院(国情院)と水原地検が28日、家宅捜索などの捜査に乗り出した李石基(イ・ソクキ)国会議員らの革新系野党、統合進歩党関係者が、国家保安法上の国家基幹施設破壊や人命殺傷などを謀議した疑い(内乱陰謀など)が持たれていることが確認された。国情院は同日、李氏や同党関係者の事務所など約10カ所の家宅捜索を行い、3人を逮捕した。
捜査対象者らは李氏が2012年、統合進歩党の比例代表で当選した直後、国家基幹施設への攻撃などを謀議したとされる。
野党議員らに国家基幹施設破壊謀議など容疑=韓国 聯合ニュース

いまだに朝鮮戦争は続いているので内乱陰謀罪なんてのも時々あるのかなぁと思いましたが、現役の国会議員に内乱予備陰謀を適用したのは今回が2回めだそうです。
国会議員でなくても適用するのは1980年以来とのこと。

国家情報院当局者によると、内乱陰謀容疑が問われるのは、1980年に民主化を求める市民と軍による衝突で約200人の犠牲者が出た「光州事件」に関連し、故金大中(キム・デジュン)元大統領が内乱陰謀罪で起訴されて以来。
韓国:内乱陰謀容疑で逮捕 統合進歩党の3人…国家情報院 毎日新聞

30年間なかった内乱陰謀容疑が突然出てきたのですから、「内乱」という事も含め大きなニュースのような気がしますが、日本のメディアは今のところ静かです。

さて、30年ぶりの内乱陰謀ですが、韓国の野党からは国家情報院の暴走という批判もあるようです。
というのは、去年の大統領選挙の際に国家情報院が世論に影響を与えるような介入をしたとして逮捕者がでて、その裁判が近く行われるそうです。
この裁判の話題を小さくするために国家情報院は「内乱陰謀」というショッキングな容疑をぶちかましたのではないか?という批判です。

韓国のこのような壮大な内輪もめは戦後からず~っと続いてい朝鮮戦争に至り、現在に至るわけですが、韓国の人はなんにも考えていないのでしょうかね。

0 件のコメント:

コメントを投稿