2013年6月6日木曜日

センター試験廃止と民主党

日経新聞がセンター試験に変わる大学入学試験を検討、という記事を出しました。

文部科学省は5日、大学入試センター試験を5年後をメドに廃止し、高校在学中に複数回受けられる全国統一試験「到達度テスト」(仮称)を創設して大学入試に活用する検討を始めた。大学志願者の学ぶ意欲を引き出すことで高等教育の質を高め、国際社会で活躍するグローバル人材の育成につなげる。1979年に始まった共通1次試験以降、1回の共通テストが合否を左右していた大学入試が抜本的に変わることになる。
センター試験廃止へ 文科省、複数回の新テスト検討

本当かどうかわかりませんんが、十分考えられるものです。
というのも、去年8月、民主党政権時代に当時の平野文部科学大臣が諮問しているからです。
大学入学者選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携の強化のための方策について(諮問)
諮問の理由についてはリンク先にありますが、日経の記事と似たような事が書かれています。

諮問に基づき、高大接続特別部会が作られ、現在までに7回開催されています。
その7回目が先月末にあり、それを元に日経が記事にしたのでしょうか?
7回目の議事録はまだ公開されていないので、よくわかりません。

1年程度で結論をまとめて欲しい、という当時の大臣の要望だったということで、かなり話が進んでいるようです。
実際に大学入試改革が進むのかわかりませんが、民主党が参院選に向けて何か盛り込むのかもしれません。
今のところ、特に聞こえてきませんが。