民主党県連元幹事長の吉田大成県議(43)=川崎市麻生区=は十七日、県庁で記者会見し、離党届を提出したことを明らかにした。吉田氏は、十月十三日告示、同二十七日投開票の川崎市長選の支持候補者をめぐり「党の対応に従えない」と説明し、無所属での立候補を表明した元県議の福田紀彦氏(41)を支持する考えを示した。
川崎市長選で民主党は、無所属で出馬予定の元総務官僚、秀嶋善雄氏(44)=自民推薦=の推薦手続きを進めている。吉田氏は「自民党と相乗りしている場合ではない。民主党は埋没する道を選んでいる」と批判した。
民主 吉田県議が離党届 東京新聞
吉田氏は、みんなの党の松沢成文参院議員が衆院議員時代に秘書を務めており、同じく松沢氏の秘書だった福田氏について、「友人で、ともに改革を唱えて行動してきた。全面的に支援する決意だ」と語った。
吉田県議が民主離党届 読売新聞
岩手県議会の場合と違い、この方は離党はするが民主党会派には残るようです。
川崎市長選は3期務めた現職が不出馬を表明し、今回新人による選挙となります。
川崎市長選で自民、公明が推薦する候補に民主党も相乗りするのが気に入らない、ということだと思いますが、私もそう思います。
地方の首長選挙で民主党はよく相乗りしていますが、全くもって愚かな考えです。
何のために国会で反対野党をやっているのかわかりません。
あえて理解しようとするなら、政治じゃなくて政局でワイワイやりたいのでしょう。政治は出来ないからただ目立ちたいだけ。そんな風に見えます。
地方選挙を蔑ろにする政党が国政なんて出来るわけないのです。
民主党は地方組織をしっかりと築き、地方選挙をしっかりと戦い、地道に再建を目指すべきだと思いますが、未だに目立つ事ばかりを企んで、それが党勢の回復に繋がると信じているようです。
知事選や政令市の市長選に対立候補も立てられないうちは、国政でも二度と浮かんでこないでしょう。
みんなの党は推薦依頼もないため自主投票のようですが、安易な相乗りよりよほどマシ。
みんなの党川崎市議団は13日、川崎市長選(10月13日告示、同27日投開票)について、自主投票にすると発表した。
市役所で記者会見した為谷義隆団長は「独自候補を擁立できなかったことは力不足で、歯がゆい。立候補予定者からの推薦依頼もない」と述べた。
みんなの党「歯がゆい」…川崎市長選は自主投票 読売新聞