2013年11月25日月曜日

徳洲会からのお金はどうやって猪瀬都知事へ渡ったのか

しばき隊の人が猪瀬直樹に怒っているようです。









怒り方が変ですね。

そして、猪瀬直樹と徳田虎雄を引きあわせたのは石原元都知事かと思いきや、意外な名前でした。

猪瀬氏を虎雄氏に紹介した新右翼団体「一水会」代表、木村三浩氏は産経新聞の取材に「私が毅氏に『1億円ぐらい(貸したら)どうか』と話したかもしれない」としており、猪瀬氏側の説明は一定していない。
選挙資金? 借用書は? 猪瀬知事、話せば話すほど矛盾だらけ

一水会が新右翼団体となっていますが、知らない人にはネトウヨの親玉かと思われるかもしれませんが、真逆で左寄りの民族主義です。
ネトウヨは民族主義じゃなくて国家主義者だと思います。
なんで新右翼と名乗るのかわかりませんが、国が変われば右翼というのも変わるもので、韓国では新日的な人が右翼とか新右翼とされているようです。

そもそも、なぜ政治に入っていったのかというと、藤沢に病院を建てようと申請を出したら医師会から猛反発を受け、医師会が市に圧力をかけたことがきっかけと言われています。
徳田虎雄氏がやっと国会議員になってもその効果が思ったほどではなかったようで、一人ではまるで力がないから見方を増やそうということで、政党を問わず選挙の際には人を出していたと言われています。
猪瀬直樹のお陰で選挙応援を受けていた方々はほっとしていることでしょう。
で、政治の力を欲した徳洲会、徳田虎雄はなぜ一水会とつながりがあったのでしょうか?
一水会は有名ではありますが、それほど力があるとは思えませんでしたが、徳田氏と猪瀬直樹の間を持つような力があるのでしょう。

読売新聞には仲介したとされる団体代表に取材した記事があります。
一水会とは書いてありませんが、一水会なのでしょう。

5000万円の「借入金」を巡り猪瀬知事と徳洲会側の仲介役を務めた団体代表が22日、読売新聞の取材に応じ、一連の経緯を語った。
 団体代表は、猪瀬知事と徳洲会創業者の徳田虎雄・元衆院議員(75)の双方と面識があり、都知事選告示前の昨年11月6日、知事とともに神奈川県鎌倉市内の病院に虎雄容疑者を訪ねた。
 この際、猪瀬知事は虎雄容疑者に「救命救急などに関して副知事在任中に取り組んできたことを一生懸命話していた」という。資金提供が決まった理由については「知事はお金の話は言っていない。その辺は全部あうんの呼吸」とする一方、「(虎雄容疑者に)あいさつに行くということは、何らかの応援を期待するということだ」とも話した。
「全部あうんの呼吸」…都知事・徳洲会の仲介者

あと、気になるのがTBSは猪瀬直樹は1億5千万円要求したと報道した事です。
他は1億円を要求としています。
TBSを少し見ていたら9月の始め頃から徳田氏の次女に対し、猪瀬直樹への貸付に関して取材していた様子が流れていたので、どうやら詳しく知っているのでしょう。

2013年11月22日金曜日

なぜ徳洲会の選挙違反なのか、医師会か沖縄か

徳洲会が大きなニュースになりそうで、そんなに大きくもなく扱われているような気がしないでもありません。
なんか中途半端というか、時間がかかっているせいか、忘れたころにまたニュースになっているせいなのか。

投票所の入場券を有権者から買い取り、徳田陣営の関係者が代わりに投票することもあった。91年の鹿児島県伊仙町長選では、こうした徳田陣営の「替え玉投票」に加担したとして選管委員長らが逮捕された。
病院王・徳田虎雄氏の実像 公選法違反容疑の徳洲会トップ

過去には酷い選挙違反では逮捕もあったみたいですが、これまで公然と選挙違反を繰り返してきたと言われる徳田陣営が今になって叩かれるという事に何か裏があるんじゃないかと思ってしまいます。
もちろん、正すべきではありますが、今までスルーすてきたのは何だったのか、今になってスルーしないのは何故なのか。少し変な感じです。

そこに裏があるとしたら、怪しいのは医師会がらみでしょう。
元々、徳田虎雄氏が政治の世界に入ってきたのは医師会の嫌がらせの影響を抑えるためでした。
徳洲会の選挙違反は医師会の圧力がきっかけ?

医師会の圧力?医師会との密約?

「24時間、365日」受け付けるという方針は、徳田虎雄氏が医師を志すきっかけとなった弟の死にあるそうですが、この「24時間、365日」受け付けるという方針など、医師会にとっては気に入らない方針のようで、様々な妨害があったようです。
医師会よりも大きい影響を持ちたい、そのために政治に介入する必要がある、そのためには政治家なればいい、という発想のようです。

徳田虎雄氏の短絡的というか根回しよりもゴールに真っ直ぐ向かう姿勢というのは他にもあるようで、徳洲会は大学とのつながりが弱いそうです。
そのため、徳洲会で働く医師にはまだ十分な力がない新米医師ということもあるんだとか。
それでも徳洲会で働く方は徳田虎雄氏の理念に惹かれるなど、力のある人も集まるようで、ここまで大きくなったのでしょう。

話を戻すと徳洲会は医師会と仲が悪い。
その医師会はもともと自民党の支持団体でありましたが、民主党に鞍替えしたことがありました。
自民党としては、二度とそんなことが起こらないように医師会側に恩を売ることも考えたかもしれません。
もしくは、医師会側から持ちかけたかもしれません。
他にはTPPがらみで医師会は徳洲会を弱らせたいのでは?と言う人もいるようです。
TPPよりも医療費削減のための政策を推進する、なんて方があり得そうですが。

沖縄関係?

意外というか、思いもつきませんでしたが、沖縄関係ではないのか?と言う人も。
徳田虎雄氏と沖縄というと、普天間基地を徳之島に移転できないか当時の鳩山総理大臣が相談したという話があります。
徳之島は徳田虎雄氏が育った島で、この島に病院を作るという目標で経営拡大をし、実際に病院を作ったそうです。
徳之島に限らず、徳洲会は離島に病院を作ることを積極的に行っていて、このあたりも医師会を起こらせる要因の一つのようですが。
それはともかく、徳洲会が沖縄県知事選にも絡んでいた、なんて話もあるようです。



青山繁晴氏が猪瀬知事の件を一ヶ月以上前からラジオで話していることも驚きましたが、お金が回っている知事は他にもいるようです。
その一人が沖縄県知事なのかわかりませんが、県知事選で徳洲会が関係したことは知る人は知るようです。

沖縄県知事選挙 水面下で争われた徳洲会騒動

こうなってくると、普天間基地の徳之島移転もなんだかきな臭いというか、知らない裏があるような気がしてきます。
当時は徳田虎雄氏に根回しもなく腹案とか言っちゃって、と鳩山さんをバカにしていましたが。

2013年11月7日木曜日

いわゆる朝鮮飲み

朝鮮飲みと呼ばれる所作があります。
口元を隠して、少し横を向いて飲むあれですが、日本の所作ではなくて朝鮮半島もしくは中国由来の所作と言われています。
確かに、日本で生活をしている時は見かけることがありませんが、国会中継ではよくやっています。
普段見かけることのない飲み方なので、すごく違和感を感じます。
口元を手で隠すというと爪楊枝を使う時やあくび、笑う時くらいで、水を飲む時に手で隠すっていうのは見たことがありません。
その朝鮮飲みですが、時の人である山本太郎もやったとかでネトウヨ界隈では話題です。
朝鮮飲みをしたからといって、家系が朝鮮半島にルーツがある、いわゆる在日二世、三世だとは思いませんが、どこでその所作を身につけたのか非常に気になります。
在日二世、三世だと言われるのは、朝鮮飲みを家庭で身につけたからだろう、という事なのでしょう。
確かに、それは一理あると思います。
躾、マナーみたいなものは多くを家庭で学ぶからです。
クチャラーと言われるような、くちゃくちゃ音を立てながら食べる人は親も同じように音を食べることが多くて、変であることに気が付かないと言われます。
朝鮮飲みに違和感のない環境で育てば、自然とそういった所作が身につくであろうし、普段からやるのでしょう。
しかし、家庭レベルでよくある所作だったら、韓国でもよく見かけるのかというと、そんなことはありません。
韓国へ行った時に見かけることはありませんでした。
つまり、家庭ではあまり使われることはなく、上下関係のハッキリした間柄、接待的な食事の場などで行なわれるのではないかと思います。
ということであれば、国会議員が披露する朝鮮飲みの多くは家庭で習得したというよりは、国会議員先生方が自分よりも目上とする相手と同席することがあるため身につけた所作ではないかと思うのです。
当然、それは朝鮮半島の人になるでしょう。
それを国会の場でも行うということは、どこを見て政治活動をしているのかっていう話にはなるでしょう。
家庭で身につけた所作だって言うなら、それはしょうがないですが、大人になって身につけたっていうなら攻撃されてもしょうがないかなぁと思います。

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