中国の抗生物質の使い方がヤバイという報告書がニュースになっていました。
中国の養豚場に薬剤耐性菌 人の感染症に影響も
中国の抗生物質乱用が問題になる日が近い?
中国の抗生物質使用量は世界一で、半分か人に半分が家畜や魚の養殖に使われているそうです。
家畜への使用は日本でも行われているそうですが、中国の問題はその使用量。
国民一人当たりで約138g。
これはアメリカの10倍に相当するそうです。
しかも、この統計は2006年のもので、翌2007年には既に生産量は倍になっているそうです。
何故中国がそんなに沢山の抗生物質を使うのかというと、抗生物質が万能薬だと考えられてること、抗生物質が高価なので医師がどんどん処方することが原因だとか。
さらに製薬メーカーが使用を促しているようです。
中国で使われる薬代の約1/4が抗生物質に支払われているようで、いわば製薬メーカーのドル箱。
家畜や養殖で大量の抗生物質が使われるのは生産性から。
劣悪な環境でも抗生物質をつかうことでスクスク育つからどんどん使うそうです。
中国のケンタッキーで鶏肉から基準値以上の抗生物質が検出されるというニュースもありました。
同じ養鶏会社がアメリカのケンタッキーやマクドナルドにも出荷していたそうですが、その後どうなったのでしょうか?
畜産よりも酷いのが淡水魚の養殖だとか。
淡水魚はもともと寄生虫など問題が多いわけですが、さらに自然環境の何倍という密度で養殖するため病院になりやすく、そのために抗生物質の使用量が凄いそうです。
こういった中国の抗生物質乱用とも言える状況がなぜ悪いのかというと、耐性菌が出来る可能性が高くなるからです。
耐性菌とは院内感染で有名なMRSA、メスチリン耐性黄色ブドウ球菌などがあります。
細菌が抗生物質の耐性をつけてしまい、効くはずの抗生物質に効果が無くなり治療が困難になってしまいます。
極端に言えば、治療が出来ない不治の病が増えるということです。
治療法がないため、一気に広まる可能性もあります。
新型インフルエンザも話題になってあますが、この抗生物質乱用も同じような問題になる可能性を秘めています。
インフルエンザと同様に中国だけの問題ではなく、世界の問題になり得ます。
話題の大気汚染は日本にまで影響を与えていますが、中国と同じ被害は出ないでしょう。
しかし耐性菌は一度出来てしまえばどんどん増える可能性がたかく、ウイルスと違い人の移動だけでなく物の移動でも拡散される可能性もあります。
中国と同じ被害、それ以上の被害が出るかもしれません。
日本もタミフルを使い過ぎだとWHOに指摘されたこともあり、偉そうなことは言えないかもしれませんが、抗生物質の使用方法については世界でルール作りが必要な時にきているのでは?
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