2013年2月21日木曜日

日銀総裁人事が4人に絞られたとの報道から考える

そろそろ日銀総裁人事をつめる頃になってきました。

菅官房長官は18日昼に国会内で開かれた政府・与党協議会で、日本銀行の白川方明総裁の後任の人事案について、「今月中に国会に提示したい」と語った。
日銀総裁人事案、今月中に国会提示…菅官房長官

日米首脳会談後に国会で提示するというスケジュールですが、人事案についてアメリカのお伺いを立てるのでしょうか?
具体的に名前を挙げるかわかりませんが、どういう人を充てるつもりなのかくらいは話すかもしれません。
アメポチと言ってしまえばそうかもしれませんが、世界に日本以外の国があり、面倒事を起こしたくない国がある以上は上手くやるべきでしょう。

3月19日に辞任する日銀の白川方明総裁の後任選びが大詰めを迎えている。
 国会同意人事案について、与野党は19日、事前に報道された人事案の国会提示を原則認めないとして障害となっていた「事前報道ルール」の廃止で合意した。新ルールでは、事前報道を理由に人事案の拒否ができなくなり、政府は「与野党に相談が出来る環境が整う」(菅官房長官)として、来週中に人事案を提示する方針だ。

 安倍首相は日銀総裁の後任人事について、大胆な金融緩和を進める人物を据える考えで、総裁候補は〈1〉岩田一政・日本経済研究センター理事長〈2〉岩田規久男・学習院大教授〈3〉黒田東彦・アジア開発銀行総裁〈4〉伊藤隆敏・東大教授――の4氏に絞られたとの見方が有力になっている。
日銀総裁人事大詰め…4氏に絞り込みか
日銀総裁人事の提示の前に事前報道ルールを辞めることにしたのは大きいかもしれません。
もっとも、事前報道ルールを根拠にイチャモンをつける民主党に対する風当たりが予想以上に強かったのでしょう。
新聞などが一斉に批判していました。
ゴネて日銀総裁の空白期間を作った事がメディアを通して改めて確認されることになると民主党にとっても都合が悪いので路線変更でしょうか。
参院選に向けて輿石東外しもあるかもしれません。
民主党の内ゲバはどうでもよくて、日銀総裁人事です。

読売新聞が挙げた4人は岩田一政、岩田規久男、黒田東彦、伊藤隆敏。

黒田東彦はアジア開発銀行総裁の任期中で、もし日銀総裁となった場合は辞任することになります。
アジア開発銀行総裁の座を明け渡すことは国益に反するとしてみんなの党が反対しています。
次期アジア開発銀行総裁は中国が狙っているのは間違いないでしょう。
最も適任と言われる事が多いようですが、こういった事情でちょっと厳しい。

いわゆるアベノミクスに一番近いのが岩田規久男だと思います。
単純に現在70歳という年齢のため、総裁はないのではないかと思います。
ただ、みんなの党が推薦した5人の一人でもあり、アベノミクスにも沿った考え方でもあるので、世間的には本命のようです。

岩田規久男とともにリフレ政策論者の先鋒であった伊藤隆敏が4人の中で一番若い。
恐らくみんなの党は賛成するでしょう。
ただ、学者はダメと言っている麻生財務大臣を説得できるかが一番の難題。
安倍・麻生は割りとしっかりとくっついていると思うので、なんとかなるのではないかと思います。
伊藤隆敏は最近は日銀よりの発言もあるため、総裁とする人事案が提出されると円高に動くことになるかと思いますが、急激な円相場の動きを批判したい国もあるので、なだめる意味合いからも悪くないのでは。

岩田一政についてはみんなの党が反対するようです。
日銀総裁人事はみんなの党というか渡辺代表の見せ場みたいなところがあると思うので、顔を立てるような気がします。

私は伊藤隆敏じゃないかなぁと思っていますが、どうなるでしょうね。

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