2013年2月21日木曜日

レスリングは第二のピンポン外交となるか

アメリカ、ロシア、イラン、キューバ、日本など、2020年のオリンピック競技種目からレスリングが除外されるかもしれない問題で協力をする国です。

これまでオリンピックで最多のメダルを獲得してきたアメリカ、レスリング界に長年君臨してきたロシア、この競技を国技とするイラン、そしてロンドン五輪でも多くのメダルを獲得した日本などです。
さらにキューバ、トルコ、インド、また旧ソ連圏のアゼルバイジャン、グルジア、ウズベキスタンなどの国々でも、国際オリンピック委員会(IOC)への批判が高まっています。
興味深いのは、政治的に対立している国々の間で、レスリングを五輪から除外させないため、共闘しようという動きが出てきていることです。
例えば、アメリカは、イラン、キューバを「テロ支援国家」に指定しており、外交関係がありません。ロシアとも様々な問題で対立しています。
しかし、米国レスリング協会は日本のほか、関係が冷え込んでいるロシアや、国交のないイラン、キューバとも連携を取りたいとしています。
一方、イラン五輪委員会の担当者も、核問題で対立するアメリカと「共闘する用意がある」と話しています。
呉越同舟の「レスリング外交」は成功するか

会議はレスリングのワールドカップが開かれているイランの首都テヘランで、20日の夜、急きょ開かれたもので、イランをはじめレスリングが盛んな日本やロシア、さらにはイランとは国交が断絶しているアメリカなど、10か国の競技団体の関係者が参加しました。
レスリング存続で結束 国交断絶の国も

会合はW杯の主催国イランが呼び掛けた。イランと米国の出席者は「政治とスポーツの問題は別」「関係各国が協力し、問題解決に取り組まなければならない」と強調し、直接対話に前向きな姿勢も見せた。
レスリング 五輪存続へ結束 W杯の参加国

これだけ話題となりながらもレスリーングのワールドカップが開催されていることすら知りませんでした。
ニュースを見ると、イランで開催された会合に参加したのが10カ国というものと、15カ国というものと二種類あります。
現在行われているレスリングワールドカップ参加国が15カ国のようなので、10カ国が会合に参加したというのであれば、残りの5カ国はどこなのでしょう?気になります。
ワールドカップに合わせて急遽開催したということもあるかもしれませんが、10カ国でも15カ国でもちょっと少ない感じを受けました。
今回はワールドカップ出場の競技レベルの高い国だけだと思いますので、他の国にも広がればと思います。

このレスリングによりアメリカ、ロシア、イランにキューバまで、敵対する国が手を取り合うことができるのはスポーツのよいところであり、これこそがオリンピック憲章、オリンピックの精神にふさわしいと言えるでしょう。
中国が多くの国と外交を結ぶきっかけはピンポン外交とされています。
日本で開かれた世界卓球選手権大会で中国人選手とアメリカ人選手の握手がきっかけに、中国選手団をアメリカに招き、ニクソン大統領の訪中に繋がったと言われています。

現在のところ、ロシアのプーチン大統領はこの問題にノリノリです。
21日、日米首脳会談が開かれます。
また、森喜朗元総理とプーチン大統領の会談も、やはり21日に開催されます。
二つの会談でレスリングが話題になることはあるかもしれませんが、無いとも言えないでしょう。
首脳会談というのがどういう雰囲気で行われるのかわかりませんが、掴みのいい話題にはなりますので話の枕にでもなれば面白いと思うのですが。

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