2013年2月6日水曜日

日銀総裁人事はどうなるか

日銀の白川日銀総裁が任期を待たずに辞任という形になりました。
副総裁と同じタイミングで辞めるというのは本来当然とも言えるのかもしれません。
前回2008年の時、総裁の座が20日間空席となったことにより、総裁の任期と副総裁の任期にズレが生じたから。

2008年の時は福田政権で、当時野党の民主党が過半数を占める参議院で総裁人事案にことごとく不同意したことで生じたズレです。
当時の記事を今見ても、なぜ民主党が不同意したのかわからない、なんとも腹の立つ出来事です。
元官僚だからダメ、知名度が低いからダメとか、そんな曖昧な理由ばかりでした。

森永 卓郎氏による2008年の記事、白川日銀総裁では、景気回復は期待薄
これが面白いです。

テレビでは変なことを言う森永卓郎氏ですが、ピッタリと言い当てています。
5年前のこの記事の通りに、白川日銀総裁は日銀の意向と民主党の意向に沿い、5年間務め上げ、景気回復はならなかったわけですが、次の日銀総裁人事でも相変わらず参議院で過半数を占める民主党は今回も不同意をするのでしょうか?

前回、2008年の日銀総裁人事で不同意した武藤敏郎・大和総研理事長が候補として報道されていますが、仮に国会に提出された場合、民主党はどう対応するのでしょうか?
伊藤隆敏・東京大学教授も同じです。

黒田東彦・アジア開発銀行総裁が最有力とも言われますが、これについては既にみんなの党が反対を表明しています。
みんなの党もこの件については色々アピールしておかないといけない党だと思いますので、5人の候補者の名前を挙げていますが、叶わないでしょう。

維新は特に反対するような事は今のところ言っていませんし、自民党案を飲む気がします。

私は伊藤隆敏・東京大学教授がどうかなぁと思っていますが、前回民主党が伊藤隆敏を副総裁という人事案に不同意した経緯があるので、民主党の顔を立てるためには避けるような気もします。
前に伊藤隆敏氏を不同意にしたときも、民主党は「経済財政諮問会議で格差政策を推進してきた」とか「インフレ論者だ」とかいうわけのわからない理屈で、政局にからめて蹴飛ばした。特に仙谷由人氏が「低金利政策で年金生活者をいじめてきた」と日銀を批判したのには唖然とした。学部レベルの経済学も知らないド素人が日銀人事を決めるとは恐ろしい。
民主党はもう日銀人事を政治のおもちゃにするな 池田信夫blog

今回はインフレ論者だからといって不同意することはないようですが、民主党には黙っていてもらいたい案件です。

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