2013年10月19日土曜日

韓国は中国にもアメリカにも頼れない

韓国が中国につくのか、アメリカにつくのか、だいぶ揺れているようです。

米韓同盟を最大の柱とする韓国の外交政策が揺れている。日本の集団的自衛権行使容認を支持しているなどとして米国への不満が高まっており、日韓関係の悪化が米韓関係にも影を落としている。一方、米国が求めるミサイル防衛(MD)システムへの参加について、中国への配慮などから韓国は拒んできたが、ここにきて政府当局者の発言が二転三転している状態だ。「中国と日本という変数の間でこじれる米韓同盟」(大手紙・朝鮮日報)がどこへ向かうのか、不透明感が増している。

 「政府は米国に対し、日本の集団的自衛権(行使容認)が韓日、韓中間の問題となることをはっきりと伝えなければならない」

 14日、韓国国会での質疑で、集団的自衛権問題について与野党がそろって懸念を示した。韓国では、3日の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で米国が全面的に支持したと大きく報道された。

 韓国政府は「日本で議論の最中なので見守っている」というのが公式の立場で、明確な批判は避けている。安全保障関係者の間では、朝鮮半島有事の際、韓国にもプラスとの見方はあるが、日韓間の歴史問題のために警戒感を示す声が表面的には目立ち、米国への失望感も出ている。
韓国:米国への不満高まる…日本の集団的自衛権巡り

韓国ではアメリカからの戦時作戦統制権の返還が2015年に行なわれる予定で、韓国側は延長を求めていますがアメリカは延長を行うつもりはなさそうです。
アメリカが本当に延長しないつもりなのか、瀬戸際外交的なつもりなのかわかりませんが、アメリカは韓国に対し中国との距離をとることを求めているのは間違いないでしょう。
あとはミサイル防衛でもわかるようにお金です。
韓国はアメリカのミサイル防衛網に対してお金を出すと財政的に厳しくなるので、入らないという報道もありますが、これは国内向けの発言なのでしょうか勇み足でしょう。

韓国も韓国で、経済的に中国と近づきたい反面、国防面では中国に頼るというわけには行きません。国防ではアメリカに頼りたいけれど、アメリカはそんな都合のいいやりかたを許しません。
中国につくのか、アメリカにつくのか決めきれないという状況です。
韓国としては憎い日本がアメリカにべったりというのも気に入らないのでしょう。
日本の集団的自衛権行使についてアメリカが支持しているけど、韓国としては支持するわけにはいかない。
かと言って、日本を支持するアメリカを非難することも出来ない。
中国と一緒になって日本を非難することも出来ますが、それはアメリカに喧嘩を売るようなものです。

このままアメリカから離れ、中国に寄り添うという道もありますが、国防面では中国に頼るというのも怖いところがあるでしょう。
在韓米軍が撤退した後に、北朝鮮がやんちゃをしても中国は何もしてくれないでしょう。
在韓米軍が撤退すれば、それはアメリカが韓国を切り捨てたも同然なわけで、アメリカも何もしないでしょう。
その時、アメリカの大統領が共和党なら首を突っ込むかもしれませんが、朝鮮半島に資源があるわけでもないし、市場があるわけでもないし、見返りはそれほど多くないような気がするので、睨みをきかせるくらいでしょう。

アメリカがシリアに直接軍事介入しなかったところを見ると、朝鮮半島有事の際も直接介入はないと思います。
極端に景気がいいとか悪いとか、そんな状況でもなければ。

中国とアメリカの虎の威を借りたい韓国ですが、どちらかにつけばもう一方の虎の尾を踏むことになりかねません。
韓国が卓越した国際政治感覚みたいなのがあれば別ですが、特にそういったものもないでしょう。

自業自得と言えばそれまでですが、属国というのが染みついているのでしょう。
一層のこと韓国には北朝鮮と統一して、中国からもアメリカからも距離をとったらいいと思います。
経済的にも地政学的にもそれほど価値があるとは思えないので、誰からも相手にされずに、案外上手くいくかもしれません。

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