これはある意味おかしくないアピールであるようにも思えます。
というのも、弾薬が不足しているのであれば、そこを攻めればいいという話になるでしょう。
関係者によると、韓国側は提供を公表しないように要請してきたというが、官邸主導で提供と官房長官談話による公開を決めた。迅速な対応は、国家安全保障会議(NSC)の存在意義を示す機会にもなった。
緊迫の南スーダン「緊急・人道性」で迅速対応 原則見直す時期
南スーダンでの韓国軍への銃弾提供で韓国軍部隊長から直接、電話で要請があったと現地の陸自隊長。
韓国軍部隊長から電話で要請 47NEWS
小野寺大臣は自衛隊の銃弾1万発を国連を通じて韓国軍に提供したことについて「非常に重要な、緊急的かつ人道的な措置ということで判断した」と述べました。
これに対し、井川隊長は「おととい夜、韓国隊の部隊長から直接電話があった。『韓国隊の宿営地には1万5000人の避難民がいるが、守るのは韓国隊のみで、周りは敵だらけで、弾薬が不足しているので1万発の小銃弾をぜひ貸してほしい』と差し迫った要請だった」と述べました。
そのうえで、井川隊長は、銃弾が届いたあと、韓国側から「協力に感謝する。銃弾は日本隊と韓国隊の強い絆の象徴だ」と謝意を伝える電話があったことも明らかにしました。
派遣隊長 韓国側から謝意伝えられる NHK
今回の弾薬提供について最初に報道された時、弾薬提供は日本にも韓国にも悪くない話だ、とする主張がちょくちょく見られました。
しかし、実際のところはそれほど打算的になれるような状況でなかったのかもしれません。
現場では危機感の迫った状況であれば、弾薬は不足していないという韓国側のアピールも理解できます。
では、南スーダンの状況はどうなのか。
国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は23日、内戦に突入する恐れのある南スーダンで市民の安全を守るため、同国で国連の平和維持活動(PKO)に従事する要員5500人を追加派遣するよう国連安全保障理事会に要請した。事なかれ主義というか、何もしないというか、あの事務総長が要請することを考えると、かなり深刻な自体なのかもしれません。
国連事務総長、南スーダンへのPKO要員5500人増派を安保理に要請 ロイター
南スーダンはスーダンから独立してまだ2年ということもあり、政情不安というか民族紛争になりそうな気配だとか。
対立を続けるマシャール前副大統領がヌエル民族であり、キール大統領を含めた大量民族のディンカ人がこれらを殺害しているという報道もある
韓国軍に銃弾を提供、南スーダンで何が起きている?
この民族紛争というのが日本にいると理解できませんが、1万発もの大量の弾薬を提供するくらいですから、反乱軍側にも大量の武器があるのでしょう。
この辺はどういう事情なのか、少し調べたいと思います。
それよりも、南スーダンについてもっと報道して欲しいのですが、マスメディアにはそんな気はないような感じです。
さて、弾薬1万発の提供に戻ると、武器輸出三原則に反するという話があります。
確かに反するような気もしますが、現実としては北朝鮮が打ち上げたロケットに日本の部品が使われていたなんて状況なわけで、完成した武器じゃないけれど、武器になる部品は北朝鮮ですら手に入る状況を考えると、形骸化しているような気がしないでもありません。
とは言え、ちゃんと考えなくてはいけない問題ではあるかと思います。
「そもそもPKO参加国は自前で必要な装備を携行するのが原則で、こんな要請は想定していなかった」
防衛省幹部が話すように、政府にとって今回の要請は想定外だった。PKO協力法が審議された平成3年の国会答弁などでも「弾薬提供は想定しておらず、要請されても提供しない」との見解を示してきた。
武器輸出を事実上禁じた武器輸出三原則などに抵触するとの判断や、自衛隊の海外活動への抵抗感が、いま以上に強かったことも背景にあったとみられる。
緊迫の南スーダン「緊急・人道性」で迅速対応 原則見直す時期
政府は、今回の措置はあくまでも緊急事態に対応するため、いわゆる武器輸出三原則の例外として実施したことを説明し、国民に理解を求めることにしています。
銃弾提供で政府 「例外」に理解求める NHK
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